荒木 忍
富士ソフト株式会社
静岡県生まれ。駒澤大学法学部政治学科卒業後、富士ソフト株式会社に入社。現在、国際事業部グローバル戦略室に所属。携帯電話関連のソフトウエア開発のプロジェクトを中心に、プロジェクトマネージャーとして活動する。
今現在、ご自身の現場で求められているスキルは何だと思われますか?
グローバルなフィールドで活躍するための前提条件となる語学力とダイバーシティです。両者共に海外のエンジニアと仕事を進める上で必須の条件になると考えます。
その理由をお教えください。
近年、ITのフィールドにおいても、海外のクライアントと仕事を進めたり、問題解決にあたるケースが増加しています。その際、共通語である英語で自身のアイディアやソリューションを的確に意思表示できるかが交渉の成否の鍵を握ります。英語の重要性が以前よりも高まっていると強く感じます。
留学のゴールは何でしたか?
仕事で発生する要点や問題点、または解決策をスムーズに英語で意思表示できることを留学のゴールとしました。私の場合、スピーキング力を特に強化したかったため、コアティーチャーや講師陣と相談し、スピーキング重視のカリキュラムに調整してもらいました。
留学を終えられて、講師陣への評価を率直にお願いします。
本当に素晴らしかったです。コアティーチャーのMr.Kerは私のビジネス英会話だけではなく、現地での生活やメンタル面のサポートなど、集中して語学を学べる環境を整えてくれました。他の講師陣もプロフェッショナルな方達ばかりで、私が必要としているテーマやトピックに常にアンテナを張り、それをすぐにレッスンに反映させてくれました。マニュアルによる対応ではできない調整力に講師陣の情熱を感じました。
留学後、ご自身の成果として得られたものや現場で活かされていることは何ですか?
スピーキングでのコミュニケーションにおいて、英語で話すことに物おじせず、クライアントと会話ができるようになりました。スピーキングで必要なことは、英語の客観的なスコアだけではなく、自分が学んだ英語に対して自信を持って相手と接することだということを講師陣が教えてくれました。
留学全体の感想をお願いします。
人生においてかけがえのない経験をさせて頂きました。語学の習得だけではなく、フィリピンの文化や考え方を吸収することで、「グローバル」とは何かということを体感することができました。また、学校で出会った様々な業種の仲間との交流もかけがえのない財産です。業種は違えど、グローバルや言語に対する根幹の発想は共通であり、それを仲間と共有できたことは今後のキャリア形成において大きな意味があると考えています。
なぜ他校ではなく、MBAを選んだのか?
ビジネスイングリッシュのカリキュラムに強いこと、また、社会人限定の学校であることから、ビジネスパーソンとして語学力を向上させるのに最適な場所だと考えました。’