地元を飛び出しやってきたセブ島留学。異国の地で得たものは出会いと自信
セブ島留学の前はどんなお仕事をされていましたか
地方銀行の人事部で働いていました。人事評価や採用研修の構築等を担当していました。研修は新人から、中間層の教育までと幅広く、若い会社だったこともあり、色々な仕事を任せて頂き、管理職の登用の試験を作るという経験もさせてもらいました。
一見英語とはあまり関わりの深いお仕事ではない印象を受けましたが、今回セブ島留学を決意されたきっかけは何かありましたか?
数年前から英語を使って海外で働きたいという想いを持つようになりました。ただ、自分の英語のレベルはとてもビジネスの現場で使えるレベルではなく、その前に1度本腰を入れて英語を学びたいと考えていました。実は、4年前にも留学を考えており、その際はオーストラリアへの留学を検討していたのですが、まだ会社に入社して浅かったこともあり、学べることはまだ多くあると考え、その時点ではキャリアの継続を選択しました。
それから4年が経ち、前職で学べることにはある程度満足できたため、退職を決意し、かねてからの希望であったセブ島留学へ踏み切りました。
お仕事の軸ではなく、ご自身のステップアップのためのセブ島留学、だったのですね。前回、心に思っていたオーストラリアではなくセブ島留学を選んだ理由が気になりますね。
友人から英語を学ぶ場所としてセブ島留学がかなりオススメだという情報を得ていた点と、実際自分でも調べましたが、コストも抑えられ、結果的にコストパフォーマンスが良いと感じました。しかしそれだけでなく、何よりも将来東南アジアで働きたいという想いが自分自身に強く、それであれば東南アジアでは屈指の英語環境を持つフィリピン・セブでの留学が自分にとってベストな選択でした。
確かに東南アジアの中ではセブ島は最も英語学習に適していますよね。しかし、東南アジアで働きたい、と思われたきっかけは何でしょうか?
実は大学4年の卒業旅行まで海外へ行った経験がなく、それまでは海外に全く興味が無かったんです。
しかし、その時に行ったタイで、人のパワーや街の熱っぽさを凄く魅力的に感じ、以来東南アジアに興味を持つようになりました。まだまだ発展途上国である東南アジアの国々は、何かありそうという気をもたせてくれ、ビジネスのチャンスも溢れているように感じます。今回のセブ島留学を経て、ますますその想いを強くしました。
小野田さんの東南アジアへの想いは共感される方も多いでしょうね。しかし、セブ島には100を超える語学学校がありますよね。その中で、社会人専門ミライズ留学を選ばれた理由を教えてください。
そうですね。実際自分でも事前にかなり調べました。スパルタ系の学校にも興味はあったのですが、社会人留学ミライズ留学の「社会人特化」いう点が響きました。自分自身新卒から1社でのキャリアしかなかったので、同じ社会人の方達と情報交換をすることで、社会人としての自分のスキルアップを図ることにも繋がると思いました。自分の知見を広げられるかな、と。
同じようにおっしゃる方は非常に多いですよね。小野田さんは事前準備がなくても英語のスピーチをアドリブでされていましたが、セブ島留学前にやはり英語学習してからいらっしゃったんですよね?
いえ・・・正直に言いますと、大学卒業してから全くやっていませんでした。英語は嫌いじゃなかったですけど、苦手でしたね。半年位前にTOEICを受ける機会があり、少し英語学習した位です。
それは意外でした。勇気を与えるメッセージですね(笑)。
社会人専門ミライズ留学のプログラムはビジネス英語に特化したものでしたが、レッスンを通して良かった点と逆に改善したほうがいいと思う点はありますか。
ミライズ留学の先生方のキャリアが幅広く、話してて面白かったです。英語以外の面でも非常に勉強になりました。私は人材教育の現場で働いてきましたが、英語教師という立場も似たところがあると思っています。先生たちの教えるスタイルや気持ちなど、そういった部分からも学びや刺激をもらうことが非常に多くありました。恐らく私の方が社会人歴は長いはずですが、世界情勢の話などどんな話をしても対等もしくはそれ以上のレスポンスが返ってくるため、非常に良い議論ができました。一方で、英文法がある程度頭にはいっていないとなかなかついていけないので、英語初心者は事前に中学英語レベルでもいいので、基礎英文法を入れてくるといいのではないかと思います。
小野田さんご自身、セブ島留学前と比較して英語面で変化を感じますか?
まず英語力に関して。以前は、英単語と英単語を繋げて、ぶつ切りで英語を話してました。全然文になってなかったですね。今はある程度センテンスで口から出るようになりました。ミライズ留学の先生達と話をしている時に、止まって考える時間も減りましたね。ビジネス英語を流暢に話せるほどのレベルには至っていませんが、英語の学び方も教えてもらいましたので、セブ島留学中だけでなく持ち帰れるものが非常に多いです。1番大きな変化は、英語を話す際に「英語を間違えることを恐れない度胸」がついたことですね。結局は英語を話さないと伝わらない、じゃあ間違うことを恐れちゃいけない。間違えてもいいからとにかく英語を話してみようよ、と。これがセブ島留学中に自分の1番成長した点だと思います。
英語を間違える度胸は本当に大切ですね。セブ島留学中に身につけられた英語を今後どのように生かしていきたいですか?
前職でやってきた人事の仕事を続けたいと思っています。人材教育の分野は本当に面白い、ミライズ留学の先生たちと話をして、色々とヒントも得られました。今後も人の成長にフォーカスをした仕事をしていきたいと思っています。国内だけに留まらず、海外でも同様の仕事ができたらいいなと考えていますが、海外では今まで働いてきた企業とは違い、価値観から宗教、全てが異なる人々と英語でコミュニケーションをとっていかなければなりません。ミライズ留学で学んだことを活かしつつ、そういった相違点なども尊重しあいながら、様々な国の人々と関わり理解しあっていきたいなと考えています。
今回社会人留学のミライズ留学を選んで良かった点、「社会人留学のミライズ留学だから学べた」と思う点があれば教えてください。
同世代や両親よりも上の世代に至るまで、実に様々な世代・業界の方々がセブ島に来て英語を学んでいるという事実を知り、自分の選択は間違いじゃなかったなと再確認できました。私がセブ島留学に来る前、「29歳という年齢でキャリアを中断し、海外に行くなんて大丈夫か」と言われたこともあります。しかし、ここに来て何歳でチャレンジしてもいいし、スタートすることに遅いということは無いんだなと感じました。今後の人生を考える上での選択肢も広がったと思います。自分の人生に非常に大きな影響を与えた時間でした。
最後の言葉は力強いですね。では最後に、今後ミライズ留学でセブ島留学を考えている方に小野田さんからメッセージをお願いします。
私からお伝えできることがあるとすれば、「目的意識」の一言に尽きるかと思います。「自分は今後どうなりたいか、どうしたいか」をまずじっくりと考え、その上で出した答えがセブ島留学であるなら、迷わずに実践してください。特に自分と同年代の方はキャリアの転換期にもなると思いますが、新たな道を踏み出すというのは怖いところもあります。ですが、環境を一変させることで得られるものは非常に大きく、1か所に留まっていては経験できないことばかりです。私は、ここで得たものが、今後の自分への糧となっていくことを確信しています。
“迷う”ということはその道を魅力的に感じている証拠、だったら勇気を持ってセブ島留学に1歩を踏み出していきましょう!'